【Film Review】「バッド・ママ」/まさにママ版「ハングオーバー」!!

Bad Moms

「バッド・ママ」(原題:「Bad Moms」) (2016年・米)

監督:ジョン・ルーカス&スコット・ムーア

出演:ミラ・クニス/キャサリン・ハーン/クリスティン・ベル/クリスティーナ・アップルゲイト/ジェイダ・ピンケット・スミス 他


全米大ヒット!本当は怖いアメリカのママさん社会

全世界で興行収入1億8000万ドルを記録した、大ヒットコメディ。
子供の世話から仕事まで、毎日の生活にストレスを感じていた、エイミー。
ひょんなことから彼女は、ママ友たちと共にママ業を放棄し、ひたすら自分の時間を過ごすことを決意する・・・。

「ハングオーバー」の脚本家が手がけていることもあり、まさにママ版「ハングオーバー」といった具合。
毎日あくせくと過ごす母親業にウンザリした主人公たちが子供の面倒そっちのけでどんちゃん騒ぎをする映画。

Bad Moms

アメリカらしいと言えばアメリカらしい作品で、日本のママさんたちとは、ちょっと違った新鮮な雰囲気を楽しめる。
それでこの映画で面白いところというのが、青春を通りこしたアラフォーのママさんたちが、ティーン顔負けの日常を繰り広げるところで、ティーンの女子たちがプロムクィーンを目指して奔走するなら、こちらではPTAの会長を巡る争いが行われたり、ティーンの間ではチアリーダーが主にミーンガールズだが、本作ではPTAの会長が学校を仕切り、取り巻きたちを従えている。

Bad Moms

そういったアメリカの学校内での格差社会というのが、ママさん社会にも反映されていて、とても面白かった次第である。
とはいえ、中心にあるテーマというのは、母親業はストレスの溜まる大変な仕事で、完璧にこなすのは難しいが、それでも愛おしく、子供たちは宝であるという、愛のこもったテーマ。
こういった部分で、ママさんたちからの支持が高かったのだろう。
本作を支えるDNCEやデミ・ロヴァート、フロー・ライダーなどのパーティーソングも劇中のテーマにしっかりとハマった仕事をこなしていた。
全てのママさんたちに捧げた、ちょっと息抜きのできる映画である。

経験豊富なコメディエンヌたちが魅せる新たな境地

主演は、自身も2児の母である、ミラ・クニス

Mila Kunis

自由気ままで、活発な女性を演じることの多かったミラが、母親の役を演じていることに新鮮味を感じながら、自身の日常の姿を映し出してるようで、なんだか小気味良かった。
ストレスを発散する姿は、いつもと変わらぬミラを彷彿とさせ、彼女自身が自分の時間を楽しんでいるような印象も受けた。

彼女の友人を演じるクリスティン・ベルキャサリン・ハーンは、各々自分の役柄を体現。

Kristen Bell Kathryn Hahn

キャサリンは自由にやりたい放題の印象を受け、クリスティンは抑圧された雰囲気から殻を破る姿を体現していた。

主人公と敵対する嫌味な悪役には、クリスティナ・アップルゲイトが扮していて、なかなかの存在感。

Christina Applegate

どちらかと言えば悪役の印象は少ない彼女だが、並々ならぬ嫌らしさで、終始ムカムカさせてくれる。笑

最後にキャストたちの母親たちが実際に出演し、インタビューを受ける姿は、面白さと心温まる部分が混在しており、すごく良かった。
面白さだけで言ったら及第点ぐらいだが、それでもオススメせずにはいられない作品であった。
ちなみに続編も企画されており、今度はクリスマスが舞台となるようだ!

評価:★★★★★★☆☆☆☆

スポンサードリンク

コメント

非公開コメント