[最新映画批評]ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>

Teenage Mutant Ninja Turtles:Out of the Shadows

昨日、公開初日に「ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影<シャドウズ>(Teenage Mutant Ninja Turtles:Out of the Shadows)」を観に行ってきたので、今回はその批評

前作から1年後。レオナルド、ラファエロ、ミケランジェロ、ドナテロのタートルズは、影ながら街を守り続けていた。共に戦ったカメラマンのヴァーンに街を救った英雄としての手柄を譲った彼らは、人間の世界に溶け込みたいと密かに願っていた。
そんな中、宿敵シュレッダーが護送されようとしている最中に何者かによって脱獄させられてしまう。彼らを追っていたタートルズだが、突如姿を消したシュレッダーに疑問を抱かずにはいられなかった。
そこには、地球を侵略しようとする謎のエイリアン クランゲの陰謀が隠されているのだった・・・

ヒーロー作品によくある世界を救った後の苦悩というのが中心に置かれていて、前作よりも格段にドラマ性に富んでいる
彼らタートルズのチームワークやその存在というところに重きを置いた作品として、王道的な続編に仕上がっている
ただ、どうにもドラマ性を重視したせいか、前作で見られたアクションとコメディのバランスの良さというものが決壊してしまってるのは否めない
確かに相変わらずアクションはド派手で、スピード感のある展開を見せるんだけど、コメディ要素という点においてはかなり物足りなく感じてしまって、軽妙なテンポで組み込まれていたコメディというのが魅力の作品だっただけに少々残念
また、ストーリー的にもさほど面白味もなく、二番煎じ的要素が強い
でも、そういったところに注視しないで、ひたすらに映像と一体となって楽しめるアトラクション的な要素が強く、4DXやIMAX 3Dなどの映画を体験するという事に関しては、ものすごく長けた作品
だから、もしも観に行くなら、ぜひとも4DX及びそのカテゴリーの鑑賞方法をおススメしたい

主演は、前作から続投のミーガン・フォックス(Megan Fox)
良くも悪くもミーガン・フォックスの為にあると言っても過言ではないほどに彼女の魅力を存分に活かした内容になってる
もちろん、セクシーな面というのも強調されているし、彼女の持つ熱心さも大いに表現されている印象
それだけにミーガン・フォックスという女優が持つ人を惹きつける魅力と言うのが、大きく反映された作品で、この映画の要と言えるんじゃないかな
前作で存在感を発揮していたウィル・アーネット(Will Arnett)に期待してたんだけど、今作になってからは、あまり主人公たちと行動を共にせず、単独プレーが目立ち、出番薄というのも否めずで、彼の良さが発揮されていなかったのが極めて残念
彼との掛け合いで生まれた化学反応のようなものを感じるためにこの映画を観ると言っても良いほどなのに、そこを活かしきれてないのがあまり楽しめなかった要因
その代わりと言ってはなんだけど、海外ドラマ「ARROW/アロー」で大活躍中のスティーヴン・アメル(Stephen Amell)を劇場で観れるというのは、嬉しいを通り越して、最高の一言
「ARROW」の時のクールな彼とは一味違う、少し間抜けな一面を魅せてくれる
彼いわく、今まで演じてきたキャラクターの中で最も自分に近い役柄というのが、このケイシー・ジョーンズなんだとか
声のトーンも「ARROW」で演じてる時とは違い、一線を画す演技を披露してくれてて、あえて言うなら、「ARROW」シーズン1の頃の孤島に漂着したばかりのオリバー・クイーンに近い
グリーン・アローばりのアクションも披露しているし、ファンなら終始彼から目を離さずにはいられなかった
でも、できればアローへのオマージュを組み込んでくれても良かったかも
そうしたら絶対面白かったと思う
後は、悪役メンバーの中にタイラー・ペリー(Tyler Perry)の顔があったのは、正直驚いたし、彼の役どころには可哀想としか思えなかった

相変わらずマイケル・ベイ作品らしく、自身の作品へのオマージュや宣伝が組み込まれていて、そういったものを探すのも楽しみの一つ
正直2Dで観ると退屈さを感じてしまうことがありそうなので、これはぜひアトラクション感覚で楽しんでもらいたい一本
そういった部分も考慮して劇場に足を運んでもらいたい
ミケランジェロ、やっぱり可愛い

ちなみに前作「ミュータント・タートルズ」の批評はこちら

http://sunsetblvdla.blog.fc2.com/blog-entry-386.html







スポンサードリンク

コメント

非公開コメント