[最新映画批評]ゴーストバスターズ

Ghostbusters

昨日、公開初日に「ゴーストバスターズ(Ghostbusters)」を観に行ってきたので、今回はその批評

ポール・フェイグ(Paul Feig)監督作品
コロンビア大学の教授エリンは、終身雇用の審査に通るために躍起になっていたが、過去に自らが出版したゴースト本が原因で、邸宅に幽霊が出たという相談を受ける。過去に葬ったはずの負の経歴が蒸し返されたエリンは共同執筆のアビーを訪ねることに。
未だにゴーストを信じ切る彼女に施され、幽霊邸宅に向かった彼女たちの前にゴーストが!!
その存在を証明しようとする彼女たちは研究を重ねるために、''ゴーストバスターズ''を結成する・・・

ストーリー展開や設定というのは、ほとんどオリジナルと変わらない
少し現代風にアレンジされている部分もあるけど、それでもオリジナルに敬意を表し、ファンを歓喜させる仕上がりになってる
オリジナルに登場する台詞や名所へのオマージュなどが登場する瞬間には思わず鳥肌が立ってしまうほど
オリジナル版の方では細かい設定というところには注視しない完全な娯楽大作として製作されていたけど、現代の映画ではそのような作品では通用しないという事を理解してか、ありとあらゆる事柄にしっかりとした理由付けができており、細かいところにも背景を持たせてるのも印象的
と言っても、決してかしこまった映画というわけではなく、ポップコーンを片手に何の気兼ねもなく、楽しめる映画
進化した映像表現も目を惹き、より一層リアルになったゴーストたちも必見
本作に関して触れておきたいことが、もう一つあって、それは、監督を務めるポール・フェイグ
彼は、「フリークス学園」や「30ROCK」、果ては「MAD MEN」などのコメディからシリアス系までのTVドラマの監督としてキャリアを積んできた監督で、そんな彼がブレイクしたのが、メリッサ・マッカーシーがオスカーにノミネートされたことでも話題を集めた「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」
この作品でコメディエンヌを使い、面白い作品を作るということに長けた監督として知名度を上げた彼が、三度メリッサとタッグを組んだのが本作で、女性キャストを主役に据えた作品に関しての手腕はハリウッドきってのものがあり、今回も彼が監督であることが功を奏している
女性キャストに変えたからこそ出せる魅力が大いにあり、多才なコメディエンヌの力を存分に発揮させ、オリジナルをも超えかねない名作映画を世に送り出していて、何かと話題になった女性蔑視などされる筋合いはなく、幸福感に満ちた最高のコメディ映画

ハリウッドきってのコメディの精鋭たちが顔を揃えてるのも魅力で、メリッサ・マッカーシー(Melissa McCarthy)、クリステン・ウィグ(Kristen Wiig)、ケイト・マッキノン(Kate McKinnon)、レスリー・ジョーンズ(Leslie Jones)が主演
元々クリステン、ケイト、レスリーはアメリカで絶大なる人気を誇るコメディ番組「サタデー・ナイト・ライブ」のキャストとして有名な女優であり、メリッサは世界的に有名な即興コメディ劇団の一員として活動し、その後、映画やTVドラマの端役として頭角を現してきた
この中でも特出した存在感を発揮したのが2人いて、まず1人目は、メリッサ・マッカーシー
TVドラマに出演していた時から、その彼女らしい魅力が発揮された演技が大好きな女優で、本作でも遺憾なくその実力を発揮して魅せてる
正直観る前までは、精鋭たちの中で見劣りするのではと心配だったんだけど、全くそんなことなかった
彼女が魅せる動きや台詞回し、科学者としての説得力、すべてが本作の持つコメディ要素を助長させてて、終始笑いが止まらなかった
やっぱり、ポール・フェイグとメリッサ・マッカーシーのコンビは、現在のハリウッドでも最強タッグの一つ
続いて2人目は、ケイト・マッキノン
彼女は「サタデー・ナイト・ライブ」で様々な役柄をこなす幅を持っていて、その魅力が存分に発揮されている印象を受ける
独特な存在感であり、「ゴーストバスターズ」の装備品を開発しているのが彼女の役どころで、多彩な役柄をこなす彼女らしい演技を終始披露
彼女という女優の幅の広さにはただ驚かせられたし、これで彼女のファンになったっていう人も多いと思う
クリステンは可愛らしいくて、イタい感じが逆に好印象
レスリーの絶妙なコメディセンスも、「ゴーストバスターズ」の中で際立ってた
彼女たちの他にも卓越したコメディセンスを魅せたのが、クリス・ヘムズワース(Chris Hemsworth)
どうしようもないほどのおバカっぷりを魅せてて、「マイティ・ソー」「スノーホワイト」などのカッコいい役柄よりもこっちの方が需要があるのではないかと思わせるほどのキュートな魅力を爆発させてる
特にうるさくて目を抑えるところがツボで、とにかく可愛すぎる
ただただおバカだが、そこが憎めない、かなり良い役どころ
オリジナルキャストであるビル・マーレイ(Bill Murray)、ダン・エイクロイド(Dan Aykroyd)、アーニー・ハドソン(Ernie Hudson)、アニー・ポッツ(Annie Potts)、シガーニー・ウィーバー(Sigourney Weever)の登場など往年のファンにとっては堪らない演出も見逃せない
また、俳優陣だけでなく、ゴーストたちのカメオ出演もね
あとは、市長を演じるのが映画界の重鎮アンディ・ガルシア(Andy Garcia)だったり、クリステン演じるエリンのボスが「ゲーム・オブ・スローンズ」でタイウィン・ラニスターを演じるチャールズ・ダンス(Charles Dance)だったり、オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)のカメオ出演というのも見逃せないよ

今回観たのが2D字幕版だったんだけど、意外と小さなお子様たちが多く見に来てて、みんな楽しんでたのが印象的だった
中でも、クリヘムの虜になってたから、これはこの夏家族で楽しめる最高のエンターテインメントだね
ぜひとも評価は気にしないで、続編を製作してほしい
エンドロール後の話を聞いたら、続編を楽しみにせずにはいられないから
もしかしたら、オリジナルよりも大好きかもしれない







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