[最新映画批評]オデッセイ

The Martian

昨日、4DXで「オデッセイ(The Martian)」を観てきたので、今回はその批評

リドリー・スコット(Ridley Scott)監督作品
火星での任務にあたっていたエルメス号のクルーたち。だが、任務中に突如襲ってきた嵐により、植物学者のマーク・ワトニーが、吹き飛ばされてしまう。彼は死亡したと判断したクルーたちは、火星を後にするが、奇跡的に彼は生存していたのだった・・・

実話のようなリアリティを醸し出してる
火星に取り残された人間を助け出そうとする過程やその難しさや立ちはだかる壁などを細部までしっかりと描写してるし、カメラワークや映像のリアルさも相まって、事実として受け止めてしまう
中には、NASAの隠し通そうとする黒い部分などもハッキリと描かれてて、徹底したリアリティを感じた
NASAの技術も実際にあるものみたいだし
火星の土地もしっかりしてて、実際に火星にいるような気分にさせられる
だから、取り残された時の絶望感はハンパじゃない
観る前から気になってたのが、この作品ゴールデン・グローブ賞にノミネートされた時、コメディ部門だったんだよね・・・どこがコメディなのかと思ってたら、思いのほかコメディ要素の強い作品だったー
シリアスで感動的なんだけど、かなりユーモアも効かせてて、その緩急のつけ方が物凄く上手い
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のように懐メロを中心にした音楽構成も功を奏してる

主演のマット・デイモン(Matt Damon)は、思いのほか宇宙服が似合ってて、カッコ良かった
マット・デイモンの持つ魅力がすべて凝縮されたかのような作品
クールさと面白さの2つの魅力を持ってる彼の両面が色濃く映し出されてる
彼の表情や言うことが、とてつもなく感情移入を誘うんだよねー
宇宙船エルメス号の指揮官を演じるジェシカ・チャステイン(Jessica Chastain)の力強さはすごかった
周りをしっかりと先導する姿がとてつもなく説得力があった
マイケル・ペーニャ(Michael Pena)は相変わらず感情移入を誘うし、セバスチャン・スタン(Sebastian Stan)は違和感なくカッコ良かった
キウェテル・イジョフォー(Chiwetel Ejofor)、ショーン・ビーン(Sean Bean)の安定の上手さもあるし、ジェフ・ダニエルズ(Jeff Daniels)の「ジム・キャリーはMr.ダマー」の時との違いにはただただ驚かされた
他にもクリステン・ウィグ(Kristen Wiig)など実力派キャストなのも良作に仕上がった要因
クルーの一人に「ファンタスティック・フォー」のケイト・マーラ(Kate Mara)がいるところや「インターステラー」のジェシカとマットがキャスティングされてるのもツボを押してて、「インターステラー」の続編のような印象を受けてしまう
だから、続編だと思って観ると、案外面白いかも

みんなが一人の人間を助け出そうとする姿やマーク・ワトニーの生き様に感動
リドリー・スコットの作品は、際立って好きじゃないんだけど、これは好きだし、面白い
随所に感動する場面があって、物凄く感情移入を誘う
面白くて感動できるまさにエンターテインメントな映画だった
今最も可能性を秘めた火星に対して、ますます興味がわくし、タイミング良く映像化したことで、どんどん可能性が広がるね

最後に今回4DXは初めての体験だったんだけど、これはもはや映画の域を超えてるね
動き、風、水、全ての要素が映画の世界とマッチしてて、アトラクションどころか、映画のの世界に浸ってる感が凄かった
ただ、ストーリー自体にちょっと集中できなくて、動かない時に退屈に感じてしまうのが難点かな
初見は4Dじゃないほうが良いかもね

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