[映画批評]偽りなき者

偽りなき者 [DVD]



今回は、「偽りなき者(Jagten)」の批評

幼稚園で働いているルーカスは、親友の娘クララと仲が良かった。だが、ある日クララは、ルーカスにイタズラされたと言い出し・・・

身近で起きそうな問題だから、すごく怖い
実際、こういうことってよくある話だし、子供は残酷、子供を相手にするのが怖くなる話
最初に主人公がどういう存在なのかを明確にして、徐々に孤立させていって、人間がどれだけ残酷になれるか、周りに影響されやすく、見方が変わるかを描いてる
人間って怖いし、いつ、どこで、何が引き金になるかわからない・・・

主演のマッツ・ミケルセン(Mads Mikkelsen)の演技は見事
冤罪によって孤独になった男の感情を体現してるし、表情に‘‘傷跡’’を残した素晴らしい演技
本作でカンヌ国際映画祭主演男優賞を受賞しただけのことはある
最初は結構いかにもな風貌だから、周りから見たら、おそらく信じちゃうだろうけど、徐々にそれが消えていって偽りのない正直な男で、可愛そうになってくるほど、感情移入させる
最後の方は、観ていられないほどに、魂の演技

日常に潜む恐怖だよねー
だって、子供は何言いだすかわからないし、他人の子とは親密にならないようにしないとね
冤罪がもたらす人々への影響を提起した、結構な問題作

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