[新作映画批評]アイ・オリジンズ

I Origins

今回は、「アイ・オリジンズ(I Origins)」の批評

生物の目の研究をする科学者イアンは、ある日運命的な出会いを果たし、彼女の瞳を頼りに探し出すが・・・

なかなかの掘り出し物だった
無神論者の科学者を主人公に立てて、有神論を唱えてる
生まれ変わりがテーマで、宗教的な事をラブストーリーとして展開させてる
結構難しいテーマというか、言葉を多用してるから、こんがらがる部分も多かったけど、本筋にあるのはロマンスとか運命っていうことだから、心に響いた
目を中心とした話だけに、微妙な視覚変化を用いてる

主演のマイケル・ピット(Michael Pitt)は、純粋な演技だった
前半は目標の為にひた走り、愛する女性との恋愛劇を繰り広げ、後半では愛する女性を失った心の傷、そして、運命的な‘‘再会’’を果たすまでの葛藤などを表情で表してる
相手役のアストリッド・ベルジェ=フリスベ(Àstrid Bergès-Frisbey)は、絵画を見ているかのような存在感
マイケル・ピットの妻を演じるブリット・マーリング(Brit Marling)は、包容力のある演技
監督のマイク・ケイヒル(Mike Cahill)とは、「アナザープラネット」以来のタッグなんだけど、彼の寂しい空気の流れる演出にとてもマッチしてる女優だと思う
スティーヴン・ユァン(Steven Yeun)も出てて、なかなか良い役どころ
監督お気に入りのウィリアム・メイポーザー(William Mapother)は、この映画のテーマを物語ってる

全体的にとても詩的な映画だった
マイク・ケイヒルの作品は、SF的な壮大なテーマを扱いながらも、詩的なストーリー展開で心を揺さぶってくるから、結構好き

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