[特集映画批評]アメリカン・プレジデント

アメリカン・プレジデント [DVD]



今回は、「アメリカン・プレジデント(The American President)」の批評

アメリカ合衆国大統領のアンドリューは、犯罪法案を通そうとしていたが、環境法案を通そうとするシドニーと出会い恋に落ちてしまう・・・

アーロン・ソーキンが脚本に名を連ねてるから面白いかと思ったけど、全くそんなことなかった
とにかく話に説得力がない
本作で描かれてる大統領の身勝手さったらなくて、すぐ周りに流されるし、自分の事しか考えてない
ロマンスを主題にしてるから、魅力的にしたかったんだろうけど、いくら何でも自由世界のリーダーとしての面を怠り過ぎ
その割に政治面や社交的な場面ばかりが描かれてて、プライベートに焦点を当てたシーンが少ないから、全然心に響いてこない

大統領を演じるマイケル・ダグラス(Michael Douglas)は、スターとしてのカリスマ性はあるけど、大統領としての貫禄を感じられなかった
なにしろキャラクター自体が不安定だからね
相手役のアネット・ベニング(Annette Bening)は、痛さは魅力なんだけど、そこまで好印象じゃない
脇を固めるキャストは秀逸で、大統領補佐官のマーティン・シーン(Martin Sheen)と首席内政補顧問のマイケル・J・フォックス(Michael J.Fox)が、マイケル・ダグラスを少なからず大統領らしく見せるために尽力したと思う
マーティンは、いつも自分を主張してくるんだけど、本作では気配を消してて、脇役に徹してる
唯一正しいことを言ってるマイケルは、はた目から観たら悪者になってるのが気の毒
正論なのにストーリー上、悪くなっちゃってる
ここ数作、魅力的なキャラよりもこういう主人公と対にある役が多い
その分、演技も毎回違うし

この話で、2時間は正直キツイ
なんていうか・・・こういうストーリーでメッセージ性を持たせた内容を大統領でやるべきではないと思う
大統領選を控えた状況でこんなことしたら、絶対スキャンダルになって、叩かれるのは間違いないのにね

スポンサードリンク

コメント

非公開コメント