[新作映画批評]ジャッジ 裁かれる判事

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今回は、「ジャッジ 裁かれる判事(The Judge)」の批評

やり手の弁護士ハンクは、母が亡くなったことで、故郷に帰ってくるが、そこで父が殺人の容疑者になってしまう・・・

法廷サスペンスというよりもドラマ性の高い作品だった
全体的なテーマは、「父は犯人なのか?」だけど、根底にあるのは、父に認めてもらいたい息子と偉大な父との人間ドラマ
厳格な父の弱った姿を見て、息子が理解を示しだすっていうよくある話だけど、それを法廷と絡めてるのが面白い
どことなくコメディ要素を散りばめてるのもシリアスになり過ぎずに良いところ

主演のロバート・ダウニーJr.(Robert Downey Jr.)は、いつもの自らの立場をひけらかすかのような嫌味な演技に加え、家族を想う表情や涙を魅せたりするのが、すごく人間的でエモーショナルな演技
大金持ちだろうと弁護士だろうと難なくなりきってて、演技の幅が広い
自らも映画監督の父を持ち、一時期若気の至りみたいなのがあったから、歩んできた人生も役柄と重なるところがあったんだろうね
父を演じるロバート・デュバル(Robert Duvall)の名演には感服
弱さを見せず、厳しい父親を演じながらも息子を愛する父の目をしている
それは兄を演じるヴィンセント・ドノフリオ(Vincent D'Onofrio)も同じで、弟をしっかりと支える頼りになる兄であり、人間味のある素晴らしい演技
相手の弁護士の役をビリー・ボブ・ソーントン(Billy Bob Thornton)が演じてて、今のハリウッドでダウニーと互角のいやらしさを持ってるのは彼ぐらい
ヴェラ・ファーミガ(Vera Farmiga)、ダックス・シェパード(Dax Shepard)、ジェレミー・ストロング(Jeremy Strong)、レイトン・ミースター(Leighton Meester)も各々の役柄をきっちり演じてる

名優達の織り成す名演がピッタリとはまった作品
内容は、ありきたりなような気もするけど、なかなか良かった

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