[特集映画批評]欲望のバージニア

欲望のバージニア [DVD]



今回は、「欲望のバージニア(Lawless)」の批評

実話を基にした、名匠ジョン・ヒルコート(John Hillcoat)監督作品
禁酒法時代のバージニア。そこに酒造し、名を上げた、ヴォンデュラント三兄弟がいた。彼らの元に冷酷な補佐官がやってくるが・・・

あっという間に終わっちゃったって感じるくらい、良かった
禁酒法時代の背景をしっかり描いてるし、とにかく凄い映画だった
バイオレンスシーンが多少あるけど、そこまでじゃないし、ドラマ、ロマンス、アクションが同時に描かれてて、物語にすごい感情移入できる
観ていて、どういう展開に進むか楽しみで全く飽きさせない
劇中随所に音楽が流れてくるのが印象的

主人公ヴォンデュラント兄弟を演じるのは、シャイア・ラブーフ(Shia LaBeouf)、トム・ハーディ(Tom Hardy)、ジェイソン・クラーク(Jason Clarke)
シャイアは、粋がってるけど、あまり強くないって役柄が本当によく似合う
それでまた上手すぎる
絶妙な表情と今まで観たことないような演技で、まさしく新境地を開いたと思う
感情移入しっぱなしで、思わず自分の腕を思いっきり掴んでた
心の底から役柄になりきってるように感じた
トム・ハーディがすごいカッコいい
物静かな演技と時々唸るような声が素晴らしい
その座ってるだけで様になる姿は、凄まじい
またまた登場、ジェイソン・クラークは、やっぱり上手いんだね
どんな役にでもなりきれる演技が素晴らしくて、だんだんファンになってきた
兄弟を追いつめる補佐官役は、ガイ・ピアース(Guy Pearce)で、もうねー・・・下衆の極みだね
観ていてすーっごいムカつくし、そのセンター分けの油頭で、圧倒的な存在感
正直ガイが嫌いになるレベルで、とにかく凄い
ジェシカ・チャステイン(Jessica Chastain)とミア・ワシコウスカ(Mia Wasikowska)は、男臭い中で一際輝きを放ってる
ジェシカの美しい演技とミアのキュートな魅力が相まって、作品全体に色を付け加えてる
クリケット役のデイン・デハーン(Dane DeHaan)の演技も素晴らしいの一言
正直こういう役柄だとは思わなかったんだけど、目を見張るほどの好演だった
可愛いし、本作の中でも1番、2番ぐらいに良かった
ゲイリー・オールドマン(Gary Oldman)にすごい期待してたんだけど、存在感、演技は素晴らしいものの、もっと重要な役柄だと思ってた
出演者は皆、隙が無い

内容も出演者もすべて含めて、素晴らしい出来栄え
「パブリック・エネミーズ」を彷彿とさせる色使いだけど、そんなの霞むレベルだよ
そこらのギャング映画より、よっぽどおススメ






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