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【Film Review】『ワールド・ウォーZ』 (2013)

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『ワールド・ウォーZ』 (原題:『World War Z』) (2013年・米/英/マルタ)

監督:マーク・フォースター
出演:ブラッド・ピット/ミレイユ・イーノス/ダニエラ・ケルテス/ジェームズ・バッジ・デール/ファナ・モコエナ/ピーター・キャパルディ/デヴィッド・モース/マシュー・フォックス ほか

あらすじ:謎のウィルスが爆発的に拡散し、全世界の人々が凶暴化。元国連職員のジェリー(ブラッド・ピット)は、家族を連れて、安全地帯へと非難するが、そこで国連からウィルス学者を連れて、韓国の米軍基地へと向かう命令を受け、やむを得ず飛び立つが、事態はもはや収拾不可能な状態になっていた・・・。



『アド・アストラ』に向けて、直近のブラッド・ピット出演作の中で鑑賞していないものを大特集。今回は、2013年公開の『ワールド・ウォーZ』。
マックス・ブルックスによる同名小説を映像化し、評価も割かし好評だったため、前々から気になってはいた作品だけども、なんとも残念極まりない、パニック・ホラーだった。
まずなんといっても、脚本が絶望的で、そもそもの物語の起点となる部分が描かれていないし、救いようのないほどにお頭の弱い登場人物がわんさか現れては、ありえない行動に出る。
滑って転んで死ぬウィルス学者、大きな壁で遮られているからと安心してマイクを使って歌を歌いだす民衆、挙句の果てには「協力しないと家族を追い出すぞ」と脅し始める政府の人間までもが登場・・・次々と運任せで行き当たりばったりの唐突な展開も目立ち、全く持ってついていけないというのが正直な感想。
比較的、静かで単調な映画のため、催眠効果が満載の映画である。

主演のブラッド・ピットは、これまでのキャリアで、どちらかと言えば、追い込まれる側よりも追い込む側の役柄を演じることが多かっただけに、新たな挑戦を試みたとは思うのだけど、こういうジャンル映画には適していないなと言う印象。
圧倒的なスター性と存在感が邪魔しすぎていて、ゾンビと対峙する姿や逃げ惑う姿に説得力がない。
元国連職員にしてはチャラけたヘアスタイルなのもなんだかね。
その他のキャストに関しても、『ディスタービア』デヴィッド・モースや『ドクター・フー』のピーター・キャパルディなど、持ち味を活かしきれていない名優たちの仕事っぷりには物足りなさを感じる始末。

小説は結構高い評価を受けているのになぜ?と思ったら、それもそのはず・・・本作は、パンデミックによる人類凶暴化という設定以外は、新規のストーリーとなっているよう。
続編企画が何度も頓挫しているのも納得の一本。

評価:★★★★★☆☆☆☆☆



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