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【Film Review】『ジャッキー・コーガン』 (2012)

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『ジャッキー・コーガン』 (原題:『Killing Them Softly』) (2012年・米)

監督:アンドリュー・ドミニク
出演:ブラッド・ピット/リチャード・ジェンキンス/ジェームズ・ガンドルフィーニ/レイ・リオッタ/スタート・マクネイリー/ベン・メンデルソーン/サム・シェパード ほか

あらすじ:賭場で起きた強盗の黒幕を探し出すために雇われた殺し屋のジャッキー・コーガン(ブラッド・ピット)は、まずは賭場のオーナーで過去にも同じような手口で強盗を犯したマーキー(レイ・リオッタ)を疑い、実行犯を炙り出そうとするが・・・。



『アド・アストラ』に向けて、直近のブラッド・ピット出演作の中で鑑賞していないものを選出。今回は、2012年公開の『ジャッキー・コーガン』。
鑑賞前の印象としては、ブラッド・ピット版の『ノーカントリ―』のような作品なのかと期待したけども、決してスリリングな雰囲気を楽しめるような作品ではなかった。
全体的に静かに物語が展開されていき、会話劇がメインとなる。
現代アメリカ社会が抱える労働者階級における闇を浮き彫りにした内容になっており、最後に主人公ジャッキー・コーガンが口にする「この国はビジネスだ」という言葉にすべてが集約されている。
正直なところ、内容的には全く面白くなく、97分の上映時間が地獄のように感じるけども、全体を通して、スタイリッシュなカメラワークが素晴らしい!
特に終盤の車のドアに取り付けたカメラから見せる視点は、あまりのカッコ良さに鳥肌が立つ。

主演のブラッド・ピットは、上映開始からしばらく登場せずに、出番はそれほど多かったとは言い難い。
それでも静かな口調から滲み出る狂気や圧倒的カリスマ性が功を奏して、凄みを纏った存在感を魅せる。
脇を固めるリチャード・ジェンキンスジェームズ・ガンドルフィーニレイ・リオッタといったベテラン陣も、各々個性が現れた演技を披露している。
本作で特に印象的だったのは、ジャンキーな‘‘犬男’’ラッセルを演じる、ベン・メンデルソーン
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のクレニック長官役も記憶に新しい彼だけど、さすがの好演で、個性派俳優としての実力を大いに発揮してくれている。

今までブラピの作品はほとんど観てきているけども、正直、そこまで面白いと感じたことがなく、本作に関しても、結局のところ肌に合わなかった。
97分と短めの作品ながら、体感時間は2時間以上!改めて、映画は物語の面白さで、鑑賞後の疲労度が大きく変わるのだなと実感させられた次第。

評価:★★★★☆☆☆☆☆☆



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