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【Film Review】『デッド・シティ2055』 (2015)

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『デッド・シティ2055』 (原題:『Vice』) (2015年・米)

監督:ブライアン・A・ミラー
出演:トーマス・ジェーン/ブルース・ウィリス/アンビル・チルダーズ/ブライアン・グリーンバーグ ほか

あらすじ:近未来。起業家のジュリアン・マイケルズ(ブルース・ウィリス)によって設立された、あらゆる犯罪が許されるリゾート施設「ヴァイス」。そこは人造人間たちが人間の欲望を満たすことで、成り立っていた。ある朝、人造人間のケリー(アンビル・チルダーズ)は、とある教会の夢を見るが、それは削除されたはずの記憶であった・・・。



「フランケンシュタインの人造人間」を下敷きに、人造人間=レプリカントが自我に目覚め、自らが何者なのかを探求しながら物語が展開していく、近未来SFサスペンス。
正直なところ、期待を下回る出来栄えだったのは言うまでもない・・・人工知能の脅威や人造人間の悲哀が全体的に描かれているものの、内容的には、ほとんど『ウエストワールド』そのもので、既視感満載の二番煎じ映画だった。
アクションに関しても少なめだし、随所に織り込まれたアクションシーンは皆が皆ほとんど同じで、ただ逃げ惑う人造人間を追いかけながら銃をぶっ放すだけときた。
95分の上映時間であるにもかかわらず、体感は150分くらいに感じるほど、退屈極まりない。

物語の主人公となる人造人間ケリー役に扮するアンビル・チルダーズは、劇中で言及されているほどの‘‘美女’’ではないし、とにかく演技がいまひとつ。
事件を追う刑事のロイを演じるトーマス・ジェーンは、2014年の『ゲットバッカーズ』あたりから、少し大げさな芝居が目立つ。
『パニッシャー』や『ミスト』の渋い演技が好きな身としては、とても残念だし、安っぽい演技に嫌気がさすレベル。
そして、肝心のブルース・ウィリスは、ほとんどアクションなしで、ひたすら動かない‘‘静’’の演技を披露。
実験室にいながら指示を出すだけのキャラクターで、ブルース目当てで鑑賞するには物足りなさを大いに感じる次第。
「不死身の男、ついに死す!」みたいなキャッチフレーズで宣伝されている作品だけど、その結末は「予想通り」だったとだけ言っておこう・・・。
キャストで印象的だったのは、やはりブライアン・グリーンバーグ
というのも、2007年に放送された海外ドラマ『ホームタウン ~僕らの再会~』で知っていたからというだけで、特筆すべき演技を魅せていたというわけではない。

1作で絶対に終了させるべき内容であるにもかかわらず、かなり無責任な展開で幕を閉じる。
「真の恐怖」を謳っているのかもしれないけども、あまりにもカオスすぎるし、思わせぶりな終幕がどうにも気に入らない。

評価:★★★★☆☆☆☆☆☆



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