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【Film Review】『キングスマン:ゴールデン・サークル』 (2017)

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『キングスマン:ゴールデン・サークル』 (原題:『Kingsman:The Golden Circle』) (2017年・英/米)

監督:マシュー・ヴォーン
出演:コリン・ファース/タロン・エジャトン/ジュリアン・ムーア/マーク・ストロング/ハル・ベリー/チャニング・テイタム/ペドロ・パスカル/ジェフ・ブリッジス/エルトン・ジョン/エミリー・ワトソン/ブルース・グリーンウッド ほか

あらすじ:キングスマンのエージェントとなったエグジー(タロン・エジャトン)は、公私ともに上手くいっていた。しかし、キングマンになれなかったチャーリー(エドワード・ホルクロフト)が、麻薬組織‘‘ゴールデン・サークル’’の刺客としてエグジーに襲いかかり、キングスマンという組織が壊滅してしまう。辛くも生き残ったエグジーとマーリン(マーク・ストロング)は、アメリカ・ケンタッキー州に位置する‘‘ステイツマン’’という組織を訪れるのだが・・・



同名アメコミ作品を原作とする2014年の『キングスマン』の続編。
前作は、大げさな表現の数々とオタク要素強めな内容についていけない自分がいたのだけど、本作では、その大げさな演出がコメディへと昇華されていて、より万人受けする作品に仕上がっていた印象が強い。
相変わらず、ぶっ飛んだ演出の数々は健在だし、スパイグッズ、世界征服を企む敵、雪山など、往年のスパイ映画を彷彿とさせる要素は面白い!
それに前作にも登場したキャラクターを今度は敵キャラとして再登場させるなど、続編としての出来栄えもしっかりしているし、前作よりもアメコミ原作映画らしい映像や物語だった。
薄暗いイギリスの街だけでなく、今回はアメリカやカンボジアなどの新鮮な景色を楽しめるのもまた良かった。

物語をリードするエグジー役には、前作に引き続き、タロン・エジャトンが扮する。
やんちゃ坊主がすっかりと紳士らしい装いのキングスマンへと成長を遂げており、俳優としても短期間で大きな成長を遂げた印象。
前作ではコリン・ファースが中心的存在だったために、いまひとつ説得力に欠ける印象だったのだけど、本作はタロンが終始リードしているため、スパイ・アクションとしてのカッコ良さが強調されているように思う。
コリンに関しては、いつものお惚けな存在感を放っており、ようやく彼の魅力を引き出せたのかな。
アメリカのキングスマンことステイツマンのエージェントに扮するチャニング・テイタムハル・ベリーペドロ・パスカルジェフ・ブリッジスらは、南部人らしい雰囲気を漂わせ、本作に新風を吹き込む存在として実力を発揮している。
特にペドロはクールでありながら、うさん臭さも混在させた緩急自在の演技を披露。
悪役のジュリアン・ムーアは前作のサミュエル・L・ジャクソンに比べると若干見劣りするし、ほとんどの印象を片腕サイボーグのチャーリーに持っていかれた感がある。
そして、なんといっても本作で良いところをすべて持っていくのは、マーリン役のマーク・ストロング
サポート役として力を発揮してきた彼が、本作のクライマックスで最高の仕事をやってのける!
ジョン・デンバーの名曲「カントリーロード」の使い方が抜群だった。

エルトン・ジョンのゲスト出演も見逃せず、その個性を大いに発揮しているのだけど、映画『ロケットマン』でエルトンを演じるタロンとエルトンが共演していることに、思わずニヤリとしてしまう。
内容的には前作をなぞるような形だけど、間違いなく!前作よりも面白い!!
あまり好きなシリーズではなかったけど、本作で印象が良い方にガラリと変わったのは言うまでもない。

評価:★★★★★★★☆☆☆



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